スプレーもしくはたまごっち

化粧水を入れているスプレーの噴射口に不具合があって

100円だし…って事で買うことにした。

噴射の仕方にも何通りもあって(多分結果として)

気に入るモノが手に入る保証はない。

霧状のはずが直状だったりするから(表示は霧)

一種の賭けなんだけど。

でも、100円だからって事で今までも数個買っては

諦めて…を繰り返してきた。

 

それが売っていない。

あれ?って探したけど、売り場にない。

それらしい場所にそれらしい空棚があって、

どうやら消毒用に売り切れしているようだ。

ここ数日、買い物の度にその近くの

100均で見ているけど、同じ状況で手に入っていない。

まぁ、今のが壊れているワケではないから

とりあえずは、そのうちまで待とうかなぁ…って思っている。

 

でも、100均になくても、他にあるかもしれないから

次の買い物の時に見てくるつもり。(もちろん、買いです)

 

マスクはとうに諦めていて、

それならば自作にしようと思い

手芸店に行ったけれど、

生地はあっても、今度は適当なゴムがない。

なんだか、無いないづくしで戦意消失です。

工夫しないと…。

 

無い物を探している時、私はなぜか「たまごっち」を思い出す。

たまごっちの騒動があったのは、今から25年くらい前の事だったと思う。

私自身はまったく興味がなくても、当時娘はまだ小学生。

お友達もたまごっちを持っていなくて

たまごっちは憧れのアイテムになっていた。

私は子どもの為に、街まで出て行列に並ぶほど

子煩悩でも親バカでもないから

いつも欲しがっている自分の娘と世間を

斜に構えて傍観していた。

 

ところが。

同僚(社長の息子で時期社長)が経路は不明だけど

たまごっちを入手したという。

同僚のお子さんは、うちより二つ年下の女の子。

大喜びで熱中しているらしい。

生活に支障が出るようで、困っているとこぼしていた。

 

へぇ、良かったじゃん。

 

まだ「たまごっち」の狂乱が続いていた時、

その同僚がまたひとつたまごっちを入手したそうだ。

これも、経緯は知らない。

(聞いたのかもしれないけど、興味なくて記憶にない)

 

へぇ、すごいね。

 

あまりの「たまごっち」の世間の熱が高くて、

ローカルテレビでニュースをやっていて

その同僚の奥様が電話で取材に応じていた(放送された)

 

たまたま2個、手に入ったけど、

やっかみがあるから、誰にも言えないんです。

そんな事で、いじめられたくないし。

子どもに、お友達には言わないようにって言ってます。

 

へぇ、そうなんだ。

 

そして、まだ狂乱が続いていた日。

同僚は3個目のたまごっちを入手したそうだ。

これも経緯はわからない。

ヤバい組織や巨大な流通経路に関係もしていないはず。

 

え…。

 

結局、3個全部を飼育していたかは不明だけど

誰かにあげた話も聞いていない。

それに、私たちは仲が良くて、

年下だけど信頼していて、尊敬もしていた。

3個目、あまっていたら、私の子どもに回してくれるかな…って

内心は思っていた。

結局、私も欲しいとは言わないし、

いる?って聞かれないしで。

その話は終わり、たまごっち騒動もいつか終わった。

苦い思い出なのか、可笑しい思い出なのか。

 

黙々と「ない物」探しをしながら、

あの頃のたまごっちを思い出す。