グスベリ

グスベリって、北海道の物らしいって初めて知った。

果物って言ったらいいのかな。

野草や、野菜ではないな。

 

子どもの頃、お金をださなくても

手軽な自然の「おやつ」ってそのへんに自生していた。

その中のひとつ。「グスベリ」

 

中学生になった頃には自生している「おやつ」は食べなくなった。

そして、グスベリは視界には入らなくなった。

いつしか、本当にグスベリは無くなったように思う。

 

大人になって何度かグスベリがスーパーで売られているの見た。

グスベリがパックに入っている事にとても驚いた。

一生分食べたので、もう買うことはなかったけど。

 

誰も止めないし、お腹をこわすほど食べたグスベリ。

何とも形容のできない、決してカワイイものでも無かったし、

なにより、なかなか甘く美味しいものは出会えなかった。

 

財布が必要でなかった子供時代。

草むらに入れば、その辺に野生のオヤツがあった。

 

田舎に行くとまだあるのかもしれない。

グスベリを求めて、雪がとけたらドライブしてみようかな。

そして、その辺に当たり前に自生していた「ワサビ」

これにも会いたい。

 

でも、一番会いたいのは

「グミの実」

 

野生の食べ物は、いつも想い出と一緒にある。