哀愁のキタキツネ

町内にキタキツネがいます。

札幌市です。それほど田舎でも都会でもありません。

割と市内のあらゆる所にキタキツネは出現していて

近場の山から下りてくるのか、棲んでいるのかは不明ですが。

 

町内のキタキツネを初めて見たのは2週間ほど前。

マンションの駐車場にいたら、カラスが異常な啼き方をして(2羽)

威嚇の低空飛行を繰り返していて、その先に件のキタキツネがいました。

 

キタキツネはガリガリに痩せていて(肥ったキタキツネは見た事がない)

そして、なんとトレードマークである尻尾の毛がない…。

だから一瞬は痩せた犬に見えるんだけど

顏や風体が「スネ夫」で、キタキツネに間違いはない(と、思う)

 

この2週間ほどで5〜6回くらい遭遇しました。

いずれも、カラスが異常に啼いて威嚇飛行をしているから。

それを今日は2回見ました。

数日前はおそらくネズミを捕獲してくわえていたと思う。

 

驚くのはキタキツネよりも、むしろそれを選別しているカラスの方。

何故、距離があるのにわかるのだろう。

そんなに目がいいのだろうか。

それとも、キタキツネには強烈は臭いがあるのだろうか。

人間ならば、一瞬は犬と思う気がする。

 

何が哀愁って…

尻尾の毛がないこと。

想像だけど、あの尻尾はカラスの威嚇低空飛行の時に

すこしずつ、突かれて、むしられたのではないだろうか?

カラスはいつも2羽以上いるので、集団で威嚇されて突かれて

いつも監視されている中で狩りをしている(ゴミあらしか)

どんな狭い所に逃げても、カラスから完全に隠れる事は難しいと思う。

それでも、この町に何故だか逃れて?きた以上は

ここで生きるしかないのだろう。

また、時間をかけて、何処か別な町に行くだろうけど

その前に力が尽きて、カラスの餌になる事もあるだろうなぁ

 

そんな事を思わせるキタキツネです。

あんなに痩せているって事は、食べていないんだろうなぁ。

 

なんだか、せつなくなるんです。