昔々、我が家に視聴率調査の機械があった話

先日のサッカーの試合の視聴率が、深夜3時からなのに
30%を超えていた事をネットのニュースで見ました。
今どき30%って、しかも深夜にって、
やっぱりすごいのでしょうね。

そこで、思い出しました。
かれこれ30年前、我が家には視聴率調査の機械が設置されていました。
本当のはなし。
ビデオリサーチ社の、本物の機械です。

 

ある日、アンケートの方が来て、家族構成とか聞かれて
簡単に答えると、調査を実施する家庭に選ばれました。
当時3人家族(夫婦と幼児1名)

 

電話の回線を使っていたんだと思うけど
テレビの裏に機械を設置して、毎日の視聴のデータを
早朝5時くらいに勝手に送信をしていたようです。
ジージー…とか、音がしていました。

もう、とっくに時効だからいいと思うけど
当時はその機械がついている事は絶対に他言無用の
契約になっていましたね。
これは、厳しかったです。

 

我が家は好きで対象者になったワケではないので
この調査は正直言って大変迷惑でした。
何が?って。
この機械、エラーが頻繁に出るらしくて(ウチの場合)
仕事を終えて保育園に迎えに行き、家に向かうとアパートの横に
ビデオリサーチ社の車が止まっている。
こんな事はほぼ毎週ある。

それから、修理というか調整をするんです。
いないから諦めて帰るってことしないから、絶対(笑)
はじめの頃は、車をみかけると時間をずらして帰るようにしたんだけど
絶対にあきらめてくれないので、しぶしぶ帰宅してました(笑)

 

期間は、1年だったかな。
それで、もう1シーズン延長になったのです。何故か。
ウチなんて、ラジオ派でほとんど見ない家庭だったのに。

 

報酬は、月額2000円だったかな。
30年前だから、結構ありがたいはずなんだけど
とにかくはずしてほしかったな。
帰宅後の時間をとられるって、イヤでしょ。

 

今だから、この経験ってすごいと思う。
極秘というのも、うなずける。
もし、ばれていたら、守秘義務違反になっていたんだろうなぁ。


今まで、同じ経験をした人と会ったことがありません。
数字にすると、何万分の一くらいなのかな。
でも、守秘義務があって言わないだけで
身近にも、実はいるかもしれませんね。

 

あの機械がついていて、どのテレビを見るかで
多くの人が一喜一憂するんだもの。
でも、視聴率が高い=いい番組でないことはみんなわかっている。
視聴率が低くても、良質な番組はある。

 

でも、お金の動く数字に踊らされて、
多くの人の見る時間帯の番組は、どんどん低下していく気がします。